好きな人、彼氏、夫など、女性は意外な時間をかけて恋人のことを悩むというのがこの本が書かれた理由だそうです。女性同士で話す時に、決まって誰かがその悩み事を打ち明けて、みんなで解決しようとするのですが、みんなが聞いて欲しいような、前向きな考えしかしないらしいです。例えば、「電話を返してくれないなら、たぶん親戚が病気で余裕がない」とか、「もしかして電話を壊しちゃったかも」とか、「記憶喪失でしょう」まで、好きな人の言い訳を考えてばかりいるそうです。
ところが、事実はもっと簡単です。それは、関心がない。男性は女性が本当に好きになったら、彼女のために何でもします。たとえ偶然に出逢って、名前しか知らなくても、本当に関心を持つと彼女のことを調べたりして、また会えるようにするそうです。
なので、なかなか連絡してくれない、あるいはデートに誘ってくれない、またはプロポーズしてくれないなら、言い訳を考えてあげたり、悩んだり、待ったりしてはいけません。自分の素晴らしい人生を続けて、大切な時間とエネルギーを関心を持ってくれる人にかけるのは、この本のアドバイスです。
※
タイトルを耳にしてから、この本をずっと読みたかった。書いてある通り、言い訳を考えたりするし、普通は向こうが何も言わずに姿を消して行く。
女:「あなたのことが大好き。どう思う?」
男:「あなたのことはそんなに好きじゃない。」
女:「ありがとう。お元気で!」
男:「お元気で!」
この会話はおそらく、世界中に一回も話されたことがない。しかし、「彼の」ことを悩む女性には、「あなたが嫌い」と言われても涙をこぼすほど感謝の気持ちでいっぱい。ほっとする。私たち女性の一番素晴らしいところは一番苦しいところだと思う。それが、希望のない状態になっても、まだ愛し続ける方向である。この苦しみが男性に知られたら、気持ちを早く伝えてもらえるようになるだろうか。本には、知っている男性もいるけど、関心がないと言える勇気がないと書いてある。
興味深い本だった。
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